みなさんはファスティングでイメージされることはどのようなことでしょうか?
多くの方が「食べないで痩せる」と思われていると思います。
確かに食べなければ痩せるのですが、ファスティングの本来の目的は、腸内環境を正常に戻すことでもあります。
口に入れた食べ物は、口で吸収しているのではなく、腸内で吸収されます。
なので、外部から取り込まれるものの入り口は「腸」なのです!
腸はタンパク質を酵素で分解し、アミノ酸という細かい状態にして吸収するのですが、そこで細かく分解しきれないものがペプチドという状態になり、吸収されないので腸の上で腐敗していきます。
生肉を顔に乗せて一晩寝るとかぶれたりすると思うのですが、腸内で消化しきれないペプチドはその生肉状態で、腸内で炎症を起こす原因ともなるのです。
そしてその炎症を起こした腸は、通常ではアミノ酸しか通れない穴が広がってしまい、ペプチドを通してしまうのです。
それがリーキーガットという状態で、アレルギーと深く関係しています。
通常入ってこないものが血中に入ってくるとどうなりますかね?
身体も優秀なので、白血球で攻撃するのですが、その物質がどんどん入ってくると、より強固なディフェンスを白血球がするのですが、攻撃しなくても良いものまで過剰に攻撃するようになるので、アレルギーの症状となります。
遅延型のアレルギーは即時型に比べ遅れて症状が出るため特定がしづらく厄介なのですが、リーキーガットを回避できれば遅延型のアレルギーは怖くないといっても過言ではありません。
私も様々な皮膚科で何度も海外で検査した遅延型アレルギーのことを相談したのですが、日本では遅延型アレルギーは無いものとして考えられているので相手にしてもらえず悔しい思いをしました。
海外での検査結果と除去食で原因を追究していくと、特定の食べ物は見つかったのですが、出るときと出ないときのムラもあるのでそれを調べること数年、、、グルテンを沢山食べた後ということが判明しました。
特定するのに10年近くかかりましたが、もっと早くファスティングの理論を知っておけば解決も早かったのではと思っております。
ですので、原因不明の皮膚のかゆみや、お悩みがある場合、一度ファスティングをオススメいたします!
ちなみに水銀などの金属も原因となる場合がございますので、水銀の多いマグロなどの大きな魚や、昔入れた銀歯などもチェックしてみてくださいね。
ファスティングの方法は沢山ございますので、当店でみなさまの生活に合わせた方法をご提案させていただきます。